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工法をイノベーションします 

■弊社の使命

「EBS工法により、塗り壁を増やし、お客様に満足と健康を届ける」これが、住環境イノベーションの使命です。

塗り壁は、天然素材・自然素材を原材料として使用するため、素材に化学物質が含まれないので、健康的であり、かつ、調湿、消臭、防カビ、抗菌機能など、多くのメリットがあります。しかし、左官職人さんの手仕事ですので、ビニールクロスに比べるとコストが高くなり、仕上がった後に、ひび割れや色ムラなどが生じてしまうというようなデメリットもあります。

「EBS工法」は、このひび割れや色ムラを解消するための下地処理工法で(具体的な方法や、なぜ、ひび割れなどが生じるかなどは、左のプロモーションビデオをご覧ください)、塗り壁のデメリットを解消し、メリット(健康的、かつ、調湿・消臭機能など)を実感していただけます。

では、「どのようにして塗り壁を増やすのか」ということですが、1975年をピークに、塗り手である左官職人さんの数が激減しています。2020年の国勢調査によりますと、1975年に30万人いた左官職人さんが、1990年頃に20万人、2010年には、9万人、2020年には、6万人まで少なくなっています(その内、65才から79才までが40%以上を占めています)。今後は、2025年までに、約15%の方が引退され、2030年にはさらに25%プラスされ、2020年の半数まで職人さんの数が少なくなると懸念されています。これでは、近年見直されてきている塗り壁の需要(お客様の要望)を満たす(供給する)ことができません。

そこで、登場するのが、「EBS工法」です。EBSは、クロス職人さんに貼ってもらいます。つまり、「塗り壁の下地処理の部分を、クロス職人さんにお任せし、左官職人さんは、仕上げ塗りのみを担当する」これにより、左官職人さんは、2倍の仕上げ塗りをこなせることになります。結果として、お客様の要望を満たし、塗り壁の仕事数を維持することができます。

「EBS工法」により、塗り壁をもっともっと増やしていくこと、それが住環境イノベーションの使命であり、我々の仕事でもあります。

■ひび割れと色ムラを解消するEBS

従来工法では、下地処理として石膏ボードのジョイント部分にパテをし寒冷紗を貼ります。これでは、躯体に少しでもひずみが生じると、石膏ボードのジョイント部分は動いてしまい、ひび割れが生じます。さらに、石膏ボード、パテ、寒冷紗と下地素材のそれぞれの水分吸込率が異なるため、当然、色ムラは生じます。これを防ぐには、下地全体をひとつにすることです。つまり、「EBS」を下地全体に貼ることで(これをEBS工法と言います)、石膏ボードなどの躯体下地が拘束され、その動きが抑えられ、ひび割れ防止が可能になります。かつ、壁材の水分の吸収率を一定にすることにより、これまで生じていた色ムラを解消することができます。

■従来工法とEBS工法の違い

●塗り壁の従来工法
左官屋さんによる寒冷紗・パテ + 下塗り  +  左官屋さんによる上塗り(2~3日後)

●EBS工法
クロス屋さんによるEBSシート貼り  +  左官屋さん/塗装屋さんによる上塗り(翌日、冬場は中1日)

■豊富な経験と確かな実績

2011年4月の販売開始以来、数多くの工務店様、内装業者様、内装建材卸業者様などから直接ご用命をいただき、100%リピートオーダーをいただいております。さらには、これまでの従来工法で使用する下塗材をお持ちの塗り壁の材料メーカー様からも、この「シート工法」に対する信頼が厚く、多くの会社様にお使いいただいております。

■ローラー塗りの下地としても最適

発売当初は、コテ塗り(1mm~2mm厚)用の下地シートとして使用されるお客様が多かったのですが、最近はコテ塗りだけではなく、ローラー塗り用の下地としても見直されてきました。0.3mm~0.5mmの薄さで仕上げるローラー塗りの塗り壁材は、下地がとても重要です。EBSは下地全体を覆うため、平滑でかつ吸水が一定でムラのないものとなり、薄塗りのローラー用の下地としても、必要不可欠なものとなっています。

   
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